--年--月--日(--)--時--分 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
★FC2 Blog Ranking★(宜しければクリックをお願い致します)
スポンサー広告 l top
2009年01月04日(日)13時35分 
英語学習法に関する纏めの続きです。

(3)適応的反復法

【背景】
 前回示した「3回反復法」は反復回数を固定しているため、必ずしも必要十分な反復回数とはならない。問題ごとに最適反復回数を適応的に可変することで、学習効果を高めると共に学習時間を短縮する学習方法を提案する。

【内容】
(1)概要
 不正解となった問題や自信を持って回答できなかった問題は再学習の必要性が高く、自信を持って正解できた問題は学習を終了しても大きな支障はないと考えられる。

 そこで本報告では、どれだけ自信を持って回答したかを示す確信度(C)を問題ごとに記録しながら解き進め、確信度の遷移状態に基づき習熟度(P)を算出し、習熟度が閾値(T)を超えた時点で再学習を停止する、適応的に反復回数を変化させる学習手法を提案する。

(2)確信度の記録
 確信度は、選択肢の絞込みの度合いや、設問中に不明な単語・言い回しが出てくる度合いに応じて、自己判定によりN段階に分けて記録する。例えば以下のような基準で5段階に分けて記録する。
  (A)全く迷わず、かつ不明な単語・言い回しがなかった。
  (B)回答の選択に迷いは無いが、一部不明な単語・言い回しがあった。
  (C)回答の選択で2択までしか絞れなかった。
  (D)3択までしか絞れなかった。
  (E)全く絞れなかった。
 これに加え、実際に解答を確認し、正解/不正解を併せて記録しておく。

 実用的には、記録する情報が複雑化すると学習そのものが煩雑となる。そこで本報告では、問題を単純化するため以下の3段階に分けて記録する。

  (○)一部不明な単語があったが特に回答に支障はなく、自信を持って正解した。
  (△)回答に若干不安があった、あるいは設問があまり理解できなかったが、正解した。
  (×)不正解だった。


(3)習熟度の算出
 学習を反復していくにつれ確信度は変化していく。その経過状況によってその問題がどれだけ習熟できたかを判定する。本手法では、確信度の経緯と正解率の推移との関係を統計的に分析することで習熟度を算出する。

 例えば、1回目で○となった問題は、2回目にも○になる確率は高く、×になる確率は比較的低い。さらに、1回目と2回目で○となった問題は、3回目にも○となる確率は×となる確率より極めて高い。このような傾向について、過去に使用していた教材を実験データとして分析することで、習熟度を確率として求める。

 効率的な学習は、「これ以上何度繰り返しても結果が○となる」時点で停止することが望ましい。それは学習効果が定着したと判断できるからである。
 そこで、現時点での確信度の遷移状況において、次に問題を解いた場合に「○」が出現する確率を習熟度として定義し、この値に応じて学習を停止する。

(4)閾値による再学習の停止
 上述で得た習熟度の高さに応じて学習を反復するか停止するかを決定する。そこで習熟度に閾値を設け、次に問題を解いた場合に「○」となる確率が閾値Tを超えた場合は反復を止め、それ以外は次回もまた反復して学習する。一度停止した場合は再度学習することはなくなるため、徐々に反復問題数が減少し、すべての問題で反復停止となった時点でその教材の学習を終了する。

【評価実験】
 (長くなってきたので、次回に続く)
★FC2 Blog Ranking★(宜しければクリックをお願い致します)
学習法 l コメント (0) トラックバック (0) l top

コメント

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://emuchi.blog35.fc2.com/tb.php/148-455aee2c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。