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2009年01月04日(日)16時51分 
英語学習法に関する纏めの続きです。

(3)適応的反復法(続き)

【評価実験】
 以下は、筆者が過去に使用した教材[1]について、「3回反復法」を実施した際に記録した確信度の推移を示すデータである。ただし、データは模試200問分である。

まず、1回目の結果は次の通りである。
 全200問
   ○・・・132問
   △・・・32問
   ×・・・36問

次に、2回目までの結果を示す。
 全200問
   ○・・・132問
     ○・・・113問(85.6%)
     △・・・11問
     ×・・・8問
   △・・・32問
     ○・・・15問(46.9%)
     (省略)
   ×・・・36問
     ○・・・12問(33.3%)
     (省略)

 1回目の3種類の記号の中に、それぞれ2回目の3種類の記号が出現している様子が分かる。例えば、1回目に○となった場合、次に○となる確率は132問中113問となるため、その確率(条件付確率)は85.6%となる。つまり、1回目で○となった問題の習熟度は85.6%といえる。

 3回目の結果は、全て掲載すると煩雑になるため、注目すべき箇所のみ抜粋する。

 ○○の場合(1回目○で2回目○)
   ○・・・97.3%
   △・・・2.7%
   ×・・・0%
 ○△の場合(1回目○で2回目△)
   ○・・・81.8%
   △・・・18.2%
   ×・・・0%
 △○の場合
   ○・・・93.3%
   △・・・18.2%
   ×・・・0%
 ×○の場合
   ○・・・100%
   △・・・0%
   ×・・・0%
 ××の場合
   ○・・・30%
   △・・・60%
   ×・・・10%

 上記の結果によると、例えば○○と来たら次も○になる確率は97%を超える。さらに、×○と来た場合は次も○になる確率は100%になることが分かった。一方、××と来た場合、次に○となるのは30%程度しかないことも分かった。

 この結果について、閾値を90%と設定した場合、反復学習を停止できる確信度の並びは以下の通りとなる。

 1.確信度×○ ・・・ 習熟度100%
 2.確信度○○ ・・・ 習熟度97.3%
 3.確信度△○ ・・・ 習熟度93.3%

 反復学習を繰り返す中で、前回と今回との確信度が上記のようになった場合は次回以降学習を停止できるため、最小反復回数は2回となる。ちなみに、閾値を80%とした場合は、以下も追加で停止できる。

 4.確信度○_ ・・・ 習熟度85.6%
 5.確信度○△ ・・・ 習熟度81.8%

 なお、4.については○が出た時点で終了することを意味するため、最小で1回の実施となる。しかし経験上は複数回反復する効果は高く、閾値を80%に下げることは推奨できない。

【考察】
(長くなってきたので、次回へ続く)

【参考文献】
[1] 小島 加奈子、受験英語からのTOEIC Test―新テスト対応版、2006.
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